注意とマメ知識!妊婦が着圧ソックスを使う前に
着圧ソックスを検討している妊婦向けに基礎知識を紹介します。着圧ソックスは手軽に足のむくみをケアできる優れものですが、履き方を間違えればむくみが悪化する可能性もあります。履き方のコツや妊婦が選ぶべき種類などまとめました。
妊娠後期に入るとお腹が大きくなるため、無理な姿勢で着圧ソックスを履くとお腹に負担がかかることも。お腹が大きい時は、着圧ソックスの履き方にひと工夫必要です。お腹の赤ちゃんのために履くコツを覚えておいてくださいね。
市販と医療用とマタニティ用の違い
着圧ソックスは大きく分けて「市販品」と「医療用弾性ストッキング」があります。医療用は病院で診察を受けてから購入できる商品で品質が良いのですが、値段が少し高額です。市販品はドラッグストアなどで誰でも購入できる手軽さが魅力的。市販品とマタニティ用は、締め付けが強すぎない商品が多く見られます。どれが良いのかを見比べてから自分に合っているものを購入しましょう。
昼用と夜用、丈の違い
着圧ソックスには昼用と夜用があります。昼用は圧が強く、夜用は圧が弱めになっているのが主です。昼用タイプを夜に使うと引き締めが強すぎて、逆にむくみが悪化することもあるので注意してください。また、脚のむくみ対策なら丈はニーハイタイプがおすすめ!太ももの下肢動脈瘤までしっかり予防することができます。
圧力の大きさの違い
着圧ソックスの圧力の単位はhPaやmmHgで表示されます。だいたいの目安は1mmHg(1.33hPa)が、肌の上に500円玉を置いたくらいの圧迫感です。効果を得るために圧が強いものを選べば良いと考える方もいますが、強すぎる圧力では血行不良などのトラブルを引き起こすこともあります。妊婦には適度に引き締められる圧力の低いものがおすすめです。
先輩ママが試した妊婦の足のむくみ解消法
足のむくみは多くの妊婦が抱える悩み。ゾウの足のようにパンパンになるのは見た目にも嫌ですし、何より痛みがツラいですよね。ここでは妊婦がむくむ原因や妊娠時期ごとの症状の違い、先輩ママが試した対策法と体験談を紹介します。
妊婦は特に塩分の摂取量に気を付けましょう。1日あたり7g未満が摂取の基準となっており、これ以上塩分を摂りすぎるとむくみや高血圧になりやすくなります。妊娠期間中は減塩を心がけ、「妊娠高血圧症候群」を予防しましょう。
妊娠中はウォーキングやストレッチ・体操で意識的に身体を動かしましょう。お腹が大きくなると動きにくく、お腹が張りやすくなります。無理をしない範囲でウォーキングやストレッチで血行を促せば、むくみを抑えることができます。
アロママッサージやリンパマッサージで体をほぐせば、むくみの原因となる余分な水分・老廃物を体外に流すことができます。妊娠期間中のストレス発散にも効果的です。ツボおしも自宅で簡単にできるので、ぜひ実践してみましょう。
妊娠中だけじゃない!産後のむくみのメカニズム
妊娠後期に発生しやすいと言われている足のむくみ。実は妊娠中にむくまなくても、産後にむくみが出るケースもあります。その原因や対策方法を前もって知っておけば、出産後に疲れている時でもすぐにむくみ対策を始めることができますよ。
痛みがツラくても、「たかが、むくみ」とあまり気にしない人もいると思います。しかしむくみを放置すると、さらなるトラブルにつながる可能性があります。ここではむくみを放置しておこるトラブルについて、先輩ママの体験談を交えながら紹介します。

妊娠中に巻き爪が悪化することは多いです。その理由の1つは、体の血液の水分量が増えておきる足のむくみ。お腹が大きくなると足爪のケアもしにくくなるので、早めに足のむくみ対策をして巻き爪悪化を防ぎましょう。

妊娠すると今までの身体の状態とは大きく変わるため、さまざまなマイナートラブルに見舞われることがあります。「病院へ行くほどではないけどツラい」といったマイナートラブル。どんなものがあるのかを知って対策を取りましょう。
手がしびれて包丁もにぎれないっ!
妊娠中は手がしびれることがあります。毎朝目覚めると手がしびれたり、昼夜問わず突然しびれたり…。なかにはしびれがひどく、料理中に包丁がにぎれなくなってしまう方もいて、生活に響くトラブルです。原因や対策を紹介します。
妊娠後期に入って毎日足がつる
お腹が大きくなってくる妊娠後期は特に足がつる(こむら返り)ことがあります。足がつる原因はふくらはぎの筋肉「腓腹筋(ひふくきん)」が異常に収縮することです。ミネラル不足や血行不良が原因となるので、食事などから対策しましょう。
もうすぐ臨月で寝るのも苦しい~
お腹がパンパンに大きくなる臨月は、寝るのも苦しいですよね。妊婦が楽に眠れる体勢として知られている「シムス体位」は血行が良くなりリラックスできる体位です。シムス体位の方法や、もっと楽に寝る方法を紹介します。
【大定番】そんなに太ってる?病院で痩せろって言われた…
妊婦は体重が増加しやすくなるため体重管理が重要です。病院によっては体重管理がとても厳しく、太りすぎると厳重注意されます。食事や運動に気を付けて、必要以上に太りすぎないように気を付けたいものです。
妊娠期間中のママと赤ちゃんの体の変化
赤ちゃんを迎えるまでの妊娠期間は、楽しみが増えていく反面、不安な場面も多く出てきます。特に自分の体の変化には周りの先輩ママから聞いていた以上に驚くことが多くあると思います。こちらでは妊娠初期から後期までのママと赤ちゃんの体の変化について順を追って説明していいきます。